ウルトラちゃんぽん研究室

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ジョージ・クルーニーとアマル・クルーニー、移民政策で引き離された子どものために寄付

銃規制を訴えるデモに参加するなど、政治活動に熱心なジョージ・クルーニーとアマル・クルーニー夫妻。ドナルド・トランプ大統領の移民取り締まり政策で親と引き離された子どもたちを支援することを発表した。


メキシコ国境で移民の子どもたちを親から引き離し、別の施設に収容するドナルド・トランプ大統領の政策には大きな批判が巻き起こっている。トランプ大統領は現地時間6月20日(水)に親子を引き離す処分はやめる大統領令に署名したものの、すでに引き離された子どもたちに対する救済策については何も決まっていない。また不法入国者は難民であっても裁判にかける「ゼロ寛容政策」は継続されるため、国内では依然として抗議活動が起きている。
そんな中、ジョージ・クルーニーとアマル・クルーニーが親から引き離された子どもたちを支援することを決定。自身の財団「クルーニーファウンデーション・フォー・ジャスティス」から移民の子どもの人権を守るために活動している団体「ヤングセンター・フォー・イミグラントチルドレンズ・ライツ」に10万ドル(約1100万円)を寄付すると発表した。
ジョージとアマルは雑誌『ピープル』にコメントを発表している。「将来、どこかの時点で私たちの子どもに聞かれるでしょう。『私たちの国が親から赤ちゃんを引き離し収容所に入れたのは本当?』と。私たちはそうだと答えます。子どもたちは私たちがそれに対して何をして、何を言い、どのような立場をとったのか尋ねるでしょう。私たちは政権の政策を変えることはできません。でも被害者を守るのを助けることはできます」。2人がこの支援を発表した6月20日は世界難民の日。2人のメッセージを改めて考えたい