ウルトラちゃんぽん研究室

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ブルース・スプリングスティーン、ブロードウェイ公演で初のアンコール




ブルース・スプリングスティーンが、昨年秋から開催中のブロードウェイ長期公演<Springsteen On Broadway>で、7月10日、アンコール・パフォーマンスを行なった。150回以上開いている公演で初めてのことだったという。




この夜は、通常、2曲に参加する奥さんでシンガー・ソングライターのパティ・スキャルファが不在で、スプリングスティーンは「君たちはビューティフルなオーディエンスだ。何もかも、ありがとう。君らはすごく素敵だから、初めてのアンコールを手にできる! これはパティからだ。彼女は今夜ここにいないからね」と話し、『Born In The U.S.A.』(1984年)には収録されず、1995年にリリースしたベスト・アルバムで発表された「This Hard Land」を歌ったそうだ。


また、『Billboard』によると、いつもは禁じられている写真撮影もこの日は特別に許されたそうだ。


ブロードウェイの小劇場(960人収容)で開かれる超貴重な公演<Springsteen On Broadway>は当初、数週間のみ開催予定だったが、好評につき延長に延長を重ね、今年12月まで行なわれることになった。

ジューダス・プリースト、3年ぶり来日公演が決定







ジューダス・プリーストの3年ぶりのジャパン・ツアーが11月に開催されることが決定した。


同公演は、3月にリリースされたばかりの最新アルバム『ファイアーパワー』を携えて国内5都市を巡るもの。結成50周年目前にして、1978年の初来日公演からちょうど40年目という節目の来日ツアーとなる。ファンにとっては、グレン・ティプトンのサプライズ登場がここ日本でも実現するのか否かも大いに気になるところだろう。


開催が発表されているのは、11月21日(水)の北海道・Zepp Sapporoから11月29日(木)の東京・武蔵野の森アリーナまで全5公演だ。チケット発売情報等、公演に関する詳細は今後順次発表される予定となっている。


<ジューダス・プリースト ジャパン・ツアー>
2018年
11月21日(水)北海道・Zepp Sapporo
11月23日(金・祝)岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)
11月25日(日)岡山・岡山市民会館
11月26日(月)大阪・グランキューブ大阪
11月29日(木)東京・武蔵野の森アリーナ
[問]クリエイティブマンプロダクション www.creativeman.co.jp

エルヴィス・コステロ、癌の手術によりツアーをキャンセル


エルヴィス・コステロが、数ヵ月前に悪性腫瘍を取り除く手術を受けていたことを明かし、ヨーロッパ・ツアーの残りの公演をキャンセルすると発表した。



手術は上手く行き、コステロは6月15日に予定通りツアーを開始したものの、ライブ・パフォーマンスや移動を続けてみて、体力が完全に回復するには自身が望んでいた以上に時間がかかると実感。まだ休養が必要で、不本意ながら、残りの公演は中止せざるを得ないと決断したという。


すでに6月27日英国サウスエンド、28日プリマスでの公演をキャンセルしていたが、それに加え7月6~16日に英国マンチェスター、クロアチア、オーストリア、ノルウェー、スウェーデンで開催予定だった6公演を中止した。


コステロはチケット購入者に謝罪するとともに、ジ・インポスターズのメンバーの友情や支援を感謝。また、「愛する人たちを大切に。でも、紳士諸君、友達と話そう。自分が1人ではないのがわかる。疑いを持ったり適切なときが来たら、医者の助言を求め、速やかに行動しよう。それが君の命を救うかもしれない。僕を信じて、ルーレットをプレイするよりいいよ」とのアドバイスを送った。


コステロは、ジ・インポスターズや友人達と「本当に誇りに思う素晴らしいニュー・アルバムを作った」そうで、10月にリリースする予定だという。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、英独立党元党首にバンド名を悪用しないよう求める

レイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンは、イギリス独立党元党首のナイジェル・ファラージのポッドキャスト「ナイジェル・ファラージ・アゲインスト・ザ・マシーン」の名称を変更するよう求めている。
レイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンはナイジェル・ファラージに対し、自分たちに事前に知らせることなく、バンドの名前やロゴを無許可で「違法に悪用した」として使用停止命令書を送ったことが明らかになっている。
「ピッチフォーク」の報道によれば、命令書には次のように綴られている。「御存知かとは思いますが、レイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンは何十年にもわたって、あなたが信奉しているような右翼的なイデオロギーを公に非難してきました。あなたの反移民的なレトリックに、社会的な共感力の欠如、隠し切れていない人種差別や外国人嫌悪は、レイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンが拠るところとは正反対のものです」
「従って、あなた自身をレイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンに結びつけようとする驚くべき試みは、類を見ない懺悔の儀式でもない限り 、この上なく不適切で、まったくもって不可解なものです」とバンドは続けている。「いかなる動機であれ、止めてください。レイジ・アゲインスト・アンド・ザ・マシーンの名前やロゴを使うのを止め、あなたのポッドキャストの名前を変更してからかえそうな新しい標的を探してください。トランプ大統領などはいかがでしょう」
現時点でナイジェル・ファラージは停止命令書についてコメントしていない。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマーであるブラッド・ウィルクは先日、バンドの再結成を望んでいることを明かしている。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは一度2000年に解散して、2007年から2011年にかけてツアーのために再結成している。バンドの最後のアルバムは2000年の『レネゲイズ』となっている。
「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンで無茶をやること以上に僕を幸せにしてくれることはないよ」とブラッド・ウィルクは語っている。「実際のところ、僕ら全員の認識が合うのかっていうだけの問題なんだ」
「また実現するのかどうかについては、僕も分からないんだけどさ。少なくとも分かっているのは僕らは友好的な関係にあるということで、お互いに話もするし、時々は一緒に出かけたりしているからね。だからおそらく、僕らは何よりもまず友人であることを優先していると思うんだ」
「5年以上続いているバンドは何組ある?」とブラッド・ウィルクは続けている。「僕たちは1991年からやっているんだ」

キッスのG・シモンズ「新ツアーで元メンバーがゲスト出演してもメイキャップはなし」

キッスは2019年、現ラインナップで最後になるかもしれないと懸念されるツアーを開始する予定だが、もしそこに元メンバーがゲスト出演しても、ジーン・シモンズは彼らにトレードマークのメイキャップはして欲しくないそうだ。



シモンズは、『Imperiumi』のインタビューで、これが最後のツアーになるのかは「わからない」が、元メンバーの参加は検討していると話した。「そのことについて、俺ら話してるよ。でも、(まだ)何も決まっていない。問題は、もしスペシャル・ゲストがあるとしても、彼らはメイキャップなしで出るべきだ。メイキャップはだめだ。20年もバンドにいなかったんだから。それはあり得ない」


シモンズは、キャリア50周年を記念しリリースしたボックス・セット『ジーン・シモンズ:ザ・ヴォールト・エクスペリエンス(GENE SIMMONS: THE VAULT EXPERIENCE)』を購入者に手渡すため開催したイベントで、元バンド・メイトたちと共演している。それについて、シモンズは「みんな、すごくスイートだった」と、話した。「ヴィニー・ヴィンセントは元気だった。予想と違い、ノー・プロブレムだった。エースは(イベントを)気に入り、3回も来た。ピートも良かった。短い時間だったけど姿を見せ、ファンに彼らをどれだけ愛しているか伝え、帰った。彼はもう引退したんだと思うよ。公の場に出たがらない。サインはするだろうけど、それだけだ」


キッスは今年初め、「The End Of The Road」という標語の商標登録を申請していたことが公になり、ラスト・ツアーを計画しているのではないかと懸念された。これがタイトルに使用されるかどうか、まだわからないが、スタンレーは、4月に米CNBCのニュース番組に出演した際、2019年1月終わりから「どでかいキッスのツアー」を計画していると明かし、「これは、俺らが今までやってきた中で最大のツアー、最大の公演になる」と話していた。